スイス

 


標高3545mにある
“ヨーロッパ一高い駅”・・・ユングフラウヨッホ。


スフィンクス展望台に出てみる。
眼下に広がる大氷河・・・・・・。
サングラスがないと目が痛いくらいの光を反射する・・・・・。

 

 

ロンドンに2ヶ月いた時のこと。
スイス行きエアーチケットとスイスパスだけをゲットして
何が何だかわかんないけど、飛んできてしまった。


チューリヒから入って、いろんな街を訪ねてみた。

かわいらしい家々の窓辺には
花がとても綺麗に飾られていて
のどかで平和な雰囲気が漂っている。

 




世界中の人が訪れる
ユングフラウに行ってみることにした。


登山鉄道で“ヨーロッパ一高い駅”まで行く。
薄暗い駅のホームに出ると、もう息苦しい・・・・。
空気がかなり薄い。

慣れないうちに、ここで暴れようもんなら
大変なことになる。
(そうそう暴れる人はいないと思うけどね)

さすがスイス、6月だというのに身を切るような冷たさ・・・・
ましてやこんなに太陽に近いはずなのに。




  


それにしても
いったいいつ頃からこの氷河たちはそこにいるんだろう・・・。

人類が生まれる前から・・・・・。
恐竜が生きていた頃から・・・・。
とにかく、悠久の歴史を物語っている。

そして、ボク達を大きく包み込んでくれるような気がするんだ。



 

ロープウェイで雲の中に入って行くときの
心細さといったらなかった。
神秘的だけど不安もいっぱい。(笑)

ミューレンという町にはロープウェイで行くのが一番だ。
ユングフラウ地区のアルペンリゾートでは
最も西寄りで標高もかなり高い。

ラウターブルンネンという街からロープウェイに乗るのだが
登り始めると街並みがミニチュアのように見えてくる。

まるで大きな大きなディズニーランドのようだった。

 

 

ミューレンのホテルで
スイスに入ってから初の「チーズフォンデュ」を食べた。
一口目のおいしさっ!!
言葉に出来ないくらいおいしくて・・・・。

でも。

ずーっと「チーズフォンデュ」ってぇのも飽きる。

おいしいんだけど・・・・
食べ終わった時
もうしばらくは見たくない・・・
っていう気持ちだった。(爆


その日のディナーは、サラダとワインと、チーズフォンデュ・・・だけだった。

向こうでは普通なのかな〜、それが・・・?

 

 

スイスパスって、とっても便利だった。

気軽に乗り降り出来て( もちろん、ロープウェイもね)
殆どの乗り物が対象だから
かなりの範囲まで行けるって思った。




  


電車の窓から見た街並みで、気にいったところがあると
その駅で下車。
食事をしたり、ホテルを見つけたり・・・・

なんの変哲もない
村の一軒家のようなレストランで食べたスープのおいしかったこと!


いまでも、いつでも行きたい!って思う。







  

 

ツェルマットという街で
すてきな山の写真集を見つけた
もちろん名前も知らない写真家のものだ。
気に入ったので一冊購入した。

そのあと、近所の雑貨屋さんに入った。
さっき買った写真集と同じポストカードを見つけた。

それを手に取って見ていると
店の奥にいたオヤジが 突然、片言の英語で話しかけてきた。

「その写真集はうちの息子の本なんだよ。」

すかさずボクは、さっき買ったばかりの写真集を見せた。
オヤジは最初ビックリしていたが
すごく嬉しそうに笑った。

あのオヤジは元気なのだろうか・・・。
その後、彼の息子はどうしてるんだろう・・・・・・?

 

  


スイスは大きすぎて・・・・・。
でも、やさしくて、包容力があって・・・・・。

すてきな国だ!!!!!!